最上級クラスの中でも世界観とのアンマッチ感と性能がよく分からない感を誇るエピタフ。剣と魔法を使って戦うクラスである。
まずは敵キャラで出てきた場合で比較。
エピタフ:剣と魔法を使いわけてめんどくさい。追撃はされにくいものの高い機動力と地味に強い魔法が厄介。
ソードマスター:高い速さと必殺を誇る。追撃率も高く厄介。
アサシン:非常に高い速さを誇り回避も高い。こちらも追撃率が非常に高く厄介。
勇者:地味に固く、地味に速く、剣使いなら一番火力があり、厄介。待ち伏せもある。
基本的にエピタフは銀の剣とボルガノンを持つことが多く、どちらも事故る原因となりかねません。まあ、ウォーマスターから籠手で殴られた方がやばいのですが。
というわけでエピタフは剣と魔法のスペシャリストではなく、どちらでもそれなりに戦えるバランスタイプのクラスとなります。
というわけでエピタフの各ステータスから
HP:普通。
力:普通。
魔力:普通。
技:普通。
速さ:普通。(成長率は−ですが)
幸運:普通。
守備:普通。
魔防:普通。
魅力:普通。
至って普通のユニットです。言い換えれば明確な弱点がありません。普通の魔力で普通の速度で殴れて、耐久は普通程度でなんとかなる。
クラスとして見ればこの普通感はニルヴァーナにかなり近い位置でしょう。魔力を除けば勇者、パラディン、マスターロードあたりが普通に近い感じでしょうか。
この普通感が分かったところで強みを見ていこう。
強み
■黒魔法の達人を持つ
ニルヴァーナとの強い差別化要素。黒魔法の達人を持つため、黒魔法が予想以上の火力が出る。ニルヴァーナは持たないため、並べて運用すると明らかに黒魔法の威力に差が出る。
■移動力が6
歩兵最高の6をしっかり保持している。
歩兵で移動力6の他クラスはアサシン、グラップラー、ウォーマスター、ニルヴァーナ、マスターロード、踊り子。
■全武器使用可能
今作は飛行と騎馬と魔道士は籠手が使用不可となる。また、魔法が使えるクラスでないと魔法が使えない。
エピタフは分類的には普通の歩兵ユニットであり、魔法が使えるため、籠手も魔法も使用可能。他クラスで全武器と全魔法が使えるのは平民、貴族、踊り子、ニルヴァーナ。
平民と貴族は魔法が少し使えるなので、使用回数が半分(切り上げ)に。
踊り子はなれるのは一人で、ニルヴァーナは主人公専用である。
■物理がそれなりに強い
物理面は標準的な強さを持つため、他魔法系クラスと比べて物理で攻撃しやすい。ウォーロックやグレモリィで剣攻撃しにくいが、エピタフなら問題なく攻撃可能。いわゆる魔防型ともいえる敵に対して弓や籠手で攻撃出来るのは明確な強み。ダークナイトも似たようなことが出来るが、物理系に達人なし+籠手装備不可なため、物理面ではエピタフが上回る。
■最上級クラスで最も移行しやすい
今回の最上級クラスは飛行と騎馬は飛行または馬術が要求され、余計な武器技能を要求されやすい。しかし、エピタフは二つの技能のみで、AとB+で最も移行しやすい。次点は二つの技能でどちらもAのグレモリィとウォーマスター。
一番厳しいのは三つの技能かつ武器技能が一つだけで、B+、A、B+と要求技能値が高いグレートナイト。
弱み
■全てにおいて普通である
普通であるため、バランス型ユニットである。ソードマスターからの移行では攻撃面のステータスを犠牲にする変わりに魔力と移動力を耐久力を持った。ウォーロックからの移行では攻撃面のステータスと移動タイプを犠牲にする変わりに力と移動力と耐久力を持った。上級クラスからの移行だと役割ががらっと変わるため、弱体化の印象を受けやすい。また、速さ成長率が−なのも追い風。
そのため、最初から特徴を理解して育成させる必要がある。
また、耐久力を持ったとしても、ソドマスやアサシンは相変わらず止められないし、必殺率が高いタイタニス君に対して盾にはしづらい。魔防もあるので、魔導師系から受けて弓でカウンターも出来なくはない。
運用方法はニルヴァーナと同じ。剣をぶんぶん振り回したり、魔法で敵を攻撃したり、籠手で魔導師を粉砕したり、白魔法で回復や補助したり。
エピタフ:オススメキャラクター
基本的にダークナイト適性あるキャラは大体エピタフにそれなりの適性がある。
黒鷲の学級
■エーデルガルト
力と魔力がとても高く、サンダーソードやボルトアクスを振り回せ、戦技に魔刃や雷斧を習得する。理学魔法は途中から闇魔法となるが、魔法のバランスも良しと優秀なエピタフ候補。カイゼリンの重装かつ移動力5が嫌なら十分検討価値あり。
■フェルディナント
魔力の成長率は低いものの習得する魔法のラインナップがそれなりに魅力的。トロン、Mシールド、レスト。しかし、一番火力があるのはボルガノン止まり。移行先が多いため、よく検討したい。
青獅子の学級
■フェリクス
全体的にステータスの成長がよく、トロンも習得。しかし、理学魔法が二つのみで12回使うと終わってしまう。
適性力は高いが、理学魔法の少なさが問題。また、よく発動する紋章の恩恵は武器じゃないといけないので、少々魔法系をさせるのは勿体ない気も。
■シルヴァン
理学魔法がバランスよく使いやすい。信仰もリブローを持ち、物魔両刀がかなり戦いやすい。ダークナイト適性あるので、どちらを目指すのはお好みで。
■アネット
習得魔法が大火力系のエクスカリバーがかなりのクソ雑魚なので、難あり。中火力系はバッチシなのに。それなりに物理もあるため、エピタフで両刀出来なくもない。そもそも女性で魔法適性ありは習得魔法の関係上グレモリィコースだが、こいつはグレモリィ行かなくていいので、エピタフで遊べる。何より持ち味の応援を移動力6でやれるのは心強いか。
■イングリット
力と魔力の成長率が同じ。トロンとリブローを持つ。シルヴァンとフェリクスを足して2で割った感じ。物魔両刀で速さが高い。こちらもダークナイト適性あり。
金鹿の学級
■ローレンツ
理学魔法が非常にバランスが良い。Mシールドも持つ。力と魔力の成長率が高く、リシテアによく取られる杖もあるため、エピタフとの相性がいい。ダークナイト適性が非常に強いため、わざわざエピタフ行かなくていい感も。アグネアの矢持ちなので、回数増やすためにウォーロック運用も手。
■イグナーツ
理学魔法が必殺メインの殺意マシマシ。そもそも技と幸運が伸びやすく、必殺が出しやすい。リブローとMシールドも持つ。必殺率が高いため、適性ガン無視のウォーマスターや技と幸運を底上げしまくれるスナイパーでよくね感も。指揮で応援関連持てるため、エピタフ兼応援はありっちゃあり。