2019年8月27日火曜日

FE風花雪月 教会ルートを除いた3ルート感想

1周目金鹿ルート、2周目帝国ルート(黒帝ってよく書くので黒帝ルートって書きます)、3周目青獅子ルート終わりました。どれも特徴がっつりあるルートでしたね。
というわけでネタバレ大放出の感想です。



とりあえずおさらい

金鹿ルート
盗賊→ガルグマク防衛→煉獄→ミルディン→ベル焼き→メリセウス→アンヴァル市街→アンヴァル宮城→シャンバラ→フォドラ解放戦

黒帝ルート
ミルディン→デアドラ→ガルグマク防衛→アリアンロッド→タルティーン→フェルディア

青獅子ルート
盗賊→ガルグマク防衛→煉獄→ミルディン→ベル焼き→王都奪還→デアドラ→メリセウス→アンヴァル市街→アンヴァル宮城


難易度ですが、個人的には黒帝>金鹿>青獅子だと思います。
黒帝はひたすら名ありユニットを倒すルートでデアドラで最上級クラスが大量に投入されます。また、黒帝時のデアドラはクロードの持つ戦力では最強戦力を投入しているため、めちゃくちゃ難易度高いです。ナデルおじさんマジで洒落にならないんだよ。また、ゴーレムやサンダーストームが強く全体的に容赦がないです。
青獅子では、飛行ユニットがかなり少なく、フォートレスやパラディンなどよく見るやつらが中心ですが、終盤からメティオ持ちがちらほらと。アンヴァル宮城は意味不明なユニット達とシンプルに強いグレモリィとウォーマスターが厄介。また、ディミトリ外伝が登場時期が全外伝中最後のため、かなりの高難易度。
金鹿はアンヴァル以降はかなり難易度高め。市街はサンダーストーム持ちが二人。宮城では目の前の名ありユニットが非常に厄介。最上級クラスもちらほらと。フォドラ解放戦もそこそこえげつない配置に強力な名ありユニットがちらほら。専用武器が多く戦いにくめ。また、ラスボスがシンプルに強い。青獅子とは誤差だと思いますが、ベル焼き以降の総合的な難しさ考えると金鹿の方が難しいかなあ。


金鹿ルート

クロードの野望のためにひたすら進むルート。
クロードの野望はゴネリル家が管理しているフォドラの喉元を空けてフォドラの閉鎖的な環境を解放させようというもの。
級長組の中では異国の者となるため、フォドラについての調査関連が多い。セイロス教や紋章石、英雄の遺産など物語の要素の核部分を解き明かしていく。
というわけで、フォドラについてや物語の要素についての謎が分かるルート。
世界観が分かる点を重点的に置いているが、別名卓上の鬼神を持ち、3ルート共に開幕が同じという手腕の強さを誇る。
ストーリーの流れは帝国攻略→ヒューベルトの置き土産により闇蠢のアジト判明でぶっとばす→自爆みたいなことしてネメシス復活→ネメシス倒す
フォドラ全体としてほとんど解決しており、王国は勝手に死んだ。
帝国攻略に切り札のナデルを使うなどストーリー進行中も野望に向け着々と進め、ラスボス撃破後野望が達成させる手腕は流石ともいえる。
他級長とは違いリアリティよりで根拠の強い発言が多くまさに頼れるきょうだい。
同盟の生徒達もこの戦争に向けて面構えが圧倒的に違う。力強さを持ち圧倒的な結束力が伝わってくる。

金鹿はみんな仲良しの最強の結束力。弱きになる場面などなくひたすら強気でかけ進む様はまさにずっと明るさを誇る。
ほんと、なんとかなるなるですよね。
根拠性もある、戦術回しも完璧、結束力は最強、ひたすら強気。
こいつは面構えが違うぜ。こいつら戦争をあまり悲しんではいない。むしろ楽しんでやがる。

ほんと金鹿のFEどこいった感のある迷わず明るく突き進む感じ。ほんと好きこれ。やっぱり一番好きですね。



黒帝ルート

別ルートでも好き放題やってるエーデルガルトの野望に協力するルート。
まず先に言います。クロードがエーデルガルトのやり方は死人が出すぎると金鹿ルートで言っています。まさにその通りですね。

ゲーム開始からひたすら動いていた覇道を成し遂げ、覇道を突き進むルート。ルートとしてはかなり短く、明らかに詰め込みすぎ。
なお、当たり前だが、エーデルガルトとヒューベルト以外は空気。
ひたすらエーデルガルトの覇道を突き進むため、いわゆる敵ルートとしては面白かったが、全体的に見て、微妙かなと思えるルートとなってしまった。
間違いなくかなり話に出してる闇蠢を後日談処理してるのが問題。また、一応ヒューベルトは家により、エーデルガルトに仕えているが、独自で動くとかなりいいキャラなので、これエーデルガルトなしの方が面白いんじゃないかなと思ってしまった。
微妙なルートではあったが、青獅子ルートの答え合わせという役割を持っている。青獅子ルートの前後でやると面白いと思う。ぶっちゃけファンディスクよねこれ。DLCでやるような内容みたいな感じ。少なくとも本編ではない。


青獅子ルート

ディミトリの復讐から平和へと変わるルート。
第一部から非常に気合が入っており、全体的にFEらしい構成。ディミトリの復讐、そして復活からの路線変更して準備を整えラストバトルは定番ながらも熱い。各級長やサブキャラ達が非常に生き生きとしており、総合的に見ると脳筋型の王道としてしっかり出来上がってる。空気の上がり下がりは激しいものの全体的な緊張感や後ろめたさなど弱い部分をガンガン出していき、どんどん動くストーリーには驚きを隠せない。

FEらしく王道物としてしっかり出来ており、非常に面白かったです。知略型のヒューベルトやクロードがいないからこそですねこれは。

実は闇蠢関連ほとんど解決してるのがマジで面白い。
やっぱ脳筋はすげえや。